早いもので2020年も残り2ヶ月と11日となりました。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
少し早いですが、2020年を振り返ると現在進行形のウィルス禍に終始することでしょう。
人が生きていく上で当たり前になったいた“様式”が、ほとんどすべて作り直された感があります。
“人生の門出”と呼ばれていたものから、“最後の別れ”でさえ様々な制限が設けられる世の中。
さらにこのウィルス禍は、予見、予測不可能且つ予断を許さないことが、ますます人心を暗くさせ、病ませ、荒廃させているように見えます。
こんな世の中だからこそ、鍼灸治療を通して、患者さまと向き合い、会話を楽しみ、時には傾聴し、肌ツヤを観、匂いを感じ、脈診や腹診で患者さまに触れ、治療前後に患部や反応点などに触れ、といった接触をすることにより、より良い状態へ誘うのですが、その接触が制限されると如何ともし難いのです。
特に当院へお越しいただいていた患者さまはご高齢の方が半数以上だったため、自分自身の行動をどんなに制限しても、絶対患者さまへ感染させない保証はない。
そうなると、自ずと出る答えはひとつ。
いつかまたどこかの地域で、goto鍼灸院を開院できることを最大の目標として過ごしてまいります。
その時はまたお知らせします。
しばらくは、往診(私が患者さまのご自宅へお邪魔して治療する)のみとさせていただきます。
もちろん、治療前後の消毒や感染防止は細心の注意を払って行いますが、治療場所は患者さまのご自宅なので、その分は安心していただけると思います。
但し、治療時間は前後の準備や問診を含む30分を上限とさせていただきます。
また、往診も火曜日のみの完全予約制とさせていただきます。
理由は、前日までに電話予約をいただけないと、予約間移動の時間を計測できないからです。
これまでご愛顧いただいた患者さまには大変申し訳なく感じております。
一日も早くこのウィルス禍がおさまること、そして皆さまのご健康とご多幸を祈念しております。
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